PayPay本人確認は免許証を撮るだけではできなくなる?使える書類とIC読取の条件

PayPayで運転免許証そのものが使えなくなるわけではありません。2026年11月上旬までに終了するのは、免許証などの書類を撮影して申請する方式です。免許証とマイナンバーカードは、スマホでICチップを読み取る方法が引き続き使えます。
ただし、運転経歴証明書は対象外で、在留カードには発行日の制限があります。まずアプリの[アカウント]で本人確認済みかを確認し、未完了なら書類、暗証番号、スマホの順に準備しましょう。根拠はPayPayの10月23日発表と本人確認ガイドです。
確認日:2026年10月31日。公式仕様を確認した記事で、個別端末の読取や本人確認審査を実測したものではありません。
変わるのは書類の撮影方式。免許証のIC読取は続く

PayPayは10月23日、マイナンバーカード・運転免許証・運転経歴証明書を撮影する本人確認申請を、2026年11月上旬までに廃止すると発表しました。書類画像を悪用したなりすましへの対策として、ICチップを読み取る申請方法へ移行します。
発表にある期限は「11月上旬まで」です。正確な切替日・時刻や、自分のアカウントでいつ表示が変わるかまでは確認できません。10月31日時点のガイドには撮影手順の記載も残っていますが、終了後の代替策として撮影を当てにせず、IC読取に必要な条件を先に整えましょう。
マイナンバーカードと免許証のIC読取は、PayPayアプリ4.28.0以上が条件です。ただし、これは本人確認の手順に示された最低版で、今後もその版を使い続けてよいという意味ではありません。端末で利用できる最新版へ更新し、実際の申請画面の案内を確認してください。
また、IC方式でも顔の撮影を伴う手順があります。「書類撮影方式の廃止」を、顔を撮る操作もすべてなくなるという意味には受け取らないでください。公式発表は、カード表記の情報入力・顔認証・IC読取を組み合わせる方法も案内しています。
使える書類を確認。在留カードは発行日にも注意

公式ガイドで案内されている書類は、マイナンバーカード、運転免許証、在留カード、特別永住者証明書です。手元のカードの名称を確かめてから申請を始めます。
- マイナンバーカード:IC読取で申請できます。署名用電子証明書の暗証番号を使う方法と、カード表記の情報を入力して顔認証する方法があります。
- 運転免許証:IC読取で申請できます。交付時の暗証番号を確認します。
- 運転経歴証明書:2026年10月23日から利用できません。免許返納後の証明書を、免許証と同じ扱いで選ばないでください。
- 在留カード・特別永住者証明書:2026年6月14日以降に発行されたものは受付準備中で、申請に使えません。対応時期は未定です。
新しい在留カード等を入力したときに「入力した番号に誤りがあります」と表示されても、単純な打ち間違いとは限りません。対象の発行日なら番号を繰り返し入力せず、手元にマイナンバーカードがあれば、その申請経路を確認してください。
在留カード等の経路にはアプリ4.55.0以上などの条件があり、在留カードは申請時点で有効期限が90日以上残っている必要があります。16歳未満は在留カード・特別永住者証明書では申請できません。さらに、2026年10月28日から本人確認全体の申請対象は12歳以上です。12〜15歳の外国籍の方はマイナンバーカードのみ利用できます。発行日だけを満たせば全員使えるとは判断しないでください。
対象外の書類しかない場合、別の書類を持っている前提で進めず、本人確認できない場合の公式ヘルプから利用可能な書類と相談先を確認しましょう。
暗証番号を忘れたら、書類ごとに進み方が違う

マイナンバーカードの署名用電子証明書暗証番号は、6〜16桁の英数字です。4桁の暗証番号と混同しないでください。5回間違えるとロックされます。覚えていないときは、何度も候補を試す前に、申請画面で暗証番号がわからない場合の選択肢を確認しましょう。
マイナンバーカードは、カード表記の情報を入力し、ICチップ読取と顔認証で申請する方法も公式に案内されています。暗証番号を忘れただけで本人確認が必ず不可能になるわけではありません。15歳未満もカード表記情報の入力経路へ進む案内です。署名用電子証明書の期限切れ・空欄の場合も、ガイドの分岐を確認してください。
運転免許証のIC読取で使うのは、交付時に設定した4桁の数字2組です。3回間違えるとロックされ、警察署や運転免許センターでの手続きが必要になります。マイナンバーカードの別経路を、そのまま免許証にも使えるとは考えないでください。
番号が不明なら、免許証の暗証番号確認・解除の案内に従うか、利用できるマイナンバーカードがあればそちらの手順を確認します。終了予定の「免許証を撮影する申請」を、暗証番号を忘れた場合の恒久的な逃げ道として予定しないことが大切です。書類別の公式手順で、選んだカードの分岐を見ながら進めましょう。
読み取れないときと、本人確認済みの人の次の行動
- 本人確認済みで登録情報に変更なし今回の変更だけで再申請せず、利用予定機能の条件を確認する
- 未確認で対応書類を持っている書類に対応した暗証番号・IC読取の手順へ進む
- 運転経歴証明書や対象外の発行日のカードしかない繰り返し申請せず、公式ヘルプで利用可能な書類・相談先を確認する
- 氏名・住所などを変更する本人確認の更新ガイドで書類と入力情報を確認する

IC読取に対応したスマホでも、ケースや置き方で失敗することがあります。まずスマホとカードをケースから出し、充電・イヤホンのケーブルを外します。金属物から離れた平らな場所で、カードと端末の読取位置を合わせ、完了まで動かさず待ってください。AndroidではNFC/おサイフケータイの設定も確認します。
Androidの公式スキャン案内は、スマホ裏面のNFC・FeliCaマークをカード中央に合わせ、ひとつの位置で5秒以上動かさないよう案内しています。位置は機種で異なります。iPhoneも機種別の案内があるため、読取エラーのヘルプを確認してください。通信回線を替えることだけで、カード読取への非対応が解消するとはいえません。
読取を通過しても、氏名・住所などの入力が書類と違う、カードの期限が切れている、別アカウントですでに本人確認している場合などは、申請できないことがあります。エラー文を控え、物理的な読取失敗と、本人情報の照合で止まっている状態を分けましょう。
一方、アカウント名の下が[本人確認済み]なら、公式ガイドは設定作業不要としています。今回の方式変更だけを理由に、全員が再申請する案内ではありません。氏名や住所などを変更する人は、本人確認の更新手順へ進み、現在使える書類で申請します。
申請は即時承認を保証するものでもありません。公式ガイドはIC読取の審査を最短当日、それ以外を数日程度と案内しています。使いたい機能の期限当日まで待たず、書類とスマホの準備を先に終えておきましょう。本人確認の未完了を、PayPayのあらゆる支払いが一律に止まることと結び付けず、利用予定サービスの条件を確認してください。
リモノアの判断は、まず[本人確認済み]表示、次に書類の種類と発行日、続いて暗証番号と読取環境を見る順番です。買い替えや追加契約を先に決めるより、自分がどの条件で止まっているかを絞るほうが、次の行動がはっきりします。









