ドコモ home 5G・au・SoftBank Air比較|仕事用ホームルーターは結局どれ?【2026年10月】

運営者情報:Noa(ノア)。MVNO事業の立ち上げ・運営や料金設計を経験し、現在はSaaS企業でマーケティングとAIを活用した業務自動化に取り組んでいます。 記事の編集・検証方針と運営者の経歴は Noaのプロフィールと 評価・掲載基準をご覧ください。
結論:2026年10月時点で、ドコモ home 5G・au ホームルーター 5G・SoftBank Airに「万人共通の1位」はありません。ドコモ系スマホと自宅のドコモ電波が強いならhome 5G、au/UQ系と上り性能を重視するならau、工事なし・Wi-Fi 7・SoftBank系のセット条件を重視するならSoftBank Airが候補です。仕事で低遅延や大容量アップロードを最優先するなら、ホームルーターに決め打ちせず光回線も比較してください。
この記事は、以前の版にあった「home 5Gの月々サポートを月額料金から直接引いて3,755円と見なす」「auの現行5Gルーター割を反映していない」「工事不要だから持ち運べるように読める」といった誤解を生む表現を、2026年10月7日時点の各社公式情報で全面的に見直しました。
仕事用回線では、月額の安さだけでなく、①実際の請求額、②端末残債、③登録住所の制限、④上り・遅延・混雑時の安定性、⑤スマホとのセット条件を分けて見るのが安全です。
迷っている場合は、先にリモノア通信診断で働き方から候補を絞れます。
まず料金を修正:月額と「端末実質0円」を混ぜない
料金・端末・割引・解約リスクを3社比較
月額だけでなく、途中解約まで仕事目線で一気に確認
| 比較項目 | ドコモ home 5G | au ホームルーター 5G | SoftBank Air |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | 5,280円/月 | 5,500円/月 | 5,368円/月 2026年11月まで |
| 代表的な割引 | 73,260円相当 HR02購入時の月々サポート総額。最大48カ月 | 550円/月引き 13カ月間。4,950円/月 | 418円/月引き Airターミナル6 最大にねんサポート。24カ月目まで |
| 重要な改定 | 確認 プラン月額は5,280円。端末割引と混同しない | 継続 現行「5Gルーター割」は継続。旧「5Gホームルーター割」とは別制度 | 改定 5,698円/月 2026年12月1日から。割引額据え置きのため一般的な新規条件では割引中も5,280円へ上昇 |
| 端末 | HR02 73,260円。月々サポート総額も73,260円 | L13 機種代と毎月割の最新額は申込画面で確認 | Airターミナル6 95,040円。48回なら1,980円/月 |
| 途中解約 | 残債注意 月々サポート終了後、残債があれば自己負担 | 要確認 毎月割の終了と残債を確認 | 残債注意 月月割終了後、端末残債があれば自己負担 |
12・24・36か月で解約したら、結局いくら?
auの端末価格・毎月割を見積もりに合わせる
48,600円は製品一覧掲載の参考値。購入画面の金額・毎月割は一致しない場合があります。
参考条件は初回1,350円、以後1,350円/月・最大36回。割引入力が参考額と同じ場合は初回も確認済みの額を使い、別の額を入力した場合は全回その額と仮定します。価格を変更しても割引額は自動では変わりません。適用額が不明なら0円を入力するか、割引を含むチェックを外してください。
HR02
ドコモ home 5G
L13
au ホームルーター 5G
Airターミナル6
SoftBank Air
算定条件・含まれない費用
特定窓口のキャッシュバック・ポイント還元は試算に含めていません。
期間中の回線料金+端末購入代金+申込手数料から、期間内に実際に受けられると仮定した割引だけを差し引いています。 端末残債は同額相当の分割が利用2か月目から始まる仮定の目安で、実際の請求開始月とは異なる場合があります。 端末は解約しても支払義務が残る前提です。「端末代」と「端末残債」を二重加算していません。
料金は2026-10-09確認の公式公表条件を基に、開始月を1か月目、各月を満額で計算。 SoftBank Airは2026年12月からの330円改定を反映。将来の未発表改定、スマホセット割、 PayPay等のポイント還元、特定窓口のキャッシュバック、オプション料・ユニバーサルサービス料は含みません。 au端末価格や全社の機器代金・手数料・キャンペーンは申込時に最終確認してください。
これは契約前の比較用概算です。通信品質と提供住所の確認が、価格差より優先される場合があります。 購入窓口での見積もりに代わるものではありません。
計算に使用した一次情報・確認日
各社の公式料金情報の確認日:2026-10-09。確認・検証を経た料金データを使用します。ページを開くたびに公式料金を取得する方式ではありません。
2026-10-16:SoftBank Airの12月料金改定を公式情報と再照合し、試算への反映を確認しました。他の料金・特典の確認日は更新しません。
データ版:router-20261016-v2

ホームルーターの料金で最も混乱しやすいのは、通信プランの月額と端末代の割引を同じものとして扱うことです。端末の分割金と同額相当の割引が続けば「端末実質0円」に見えても、通信プラン自体の月額がその分だけ安くなるわけではありません。
ドコモ公式ではhome 5Gプランは月額5,280円で、HR02は73,260円。月々サポートは総額73,260円ですが、これは端末代相当を利用料金から割り引く仕組みです。したがって「5,280円−1,525円=3,755円がhome 5Gの月額」という理解は適切ではありません。
auはホームルータープラン5Gが5,500円で、現在の5Gルーター割は13カ月間550円引き、4,950円/月です。2024年に終了した「5Gホームルーター割」と、現在も掲載されている「5Gルーター割」は別物です。
SoftBank Airは2026年12月1日に基本料金が5,368円から5,698円へ改定されます。Airターミナル6は2026年7月15日以降の申込で95,040円。48回払いは1,980円/月で、月月割も同額相当ですが、解約すると月月割は終了します。
仕事用なら下り最高速度より「上り・Ping・混雑」を見る

以前の版では時間帯別の実測値を並べていましたが、異なる端末世代・測定母数・地域を横並びにすると、あたかも全国で同じ順位になるように見えます。ホームルーターは住所と屋内電波の影響が非常に大きいため、今回は公式仕様と、自宅で確認すべき実務指標を分けます。
| 端末 | ネットワーク側の最大値 | Wi-Fi | 仕事での見方 |
|---|---|---|---|
| home 5G HR02 | 下り最大4.2Gbps / 上り最大218Mbps | Wi-Fi 6 | ドコモ回線の屋内受信が強い住所では有力。有線2.5Gbpsポートあり |
| au L13 | 下り最大4.2Gbps / 上り最大286Mbps | Wi-Fi 6 | 理論上の上り最大値は3機種で最も高い。5G SA対応 |
| Airターミナル6 | 下り最大2.7Gbps | Wi-Fi 7 | 住所別の最大通信速度と5G提供住所を事前確認。混雑時間帯の低下も想定 |
Web会議だけなら3社とも十分な帯域を出せる住所は多い一方、仕事では会議しながらクラウド同期、VPN、2〜5GBのファイル送信が重なることがあります。契約後は平日10時・14時・21時など、自分が実際に働く時間で下り・上り・Pingを測る方が、全国平均値を見るより実務的です。
回線が不安定なときの切り分けは、ホームルーターが不安定・突然切れる原因と対処で整理しています。
「コンセントに挿すだけ」でも、3社とも住所制限がある

工事不要という説明から「出張先や実家へ持っていける」と誤解されやすいですが、少なくとも今回比較する3サービスは、基本的に登録した設置場所で使う前提です。
- ドコモ home 5G:登録した設置場所以外では利用不可。確認された場合は利用停止となり、繰り返すと回線解約の可能性があります。
- au ホームルーター 5G:契約住所でのみ利用。引っ越し時は住所変更手続きが必要です。
- SoftBank Air:登録住所以外で利用できず、確認時は通知のうえ利用停止。旅行・出張先などへの一時的な住所変更もできません。
つまり、工事不要=持ち運び自由ではありません。外でも使いたいならモバイルWiFiやスマホのテザリングを別軸で検討してください。
結局どれが向く? 4つの結論に分ける
- ドコモ系スマホ+自宅のドコモ電波が良いhome 5G候補
- au/UQ系+上りも重視au ホームルーター 5G候補
- SoftBank系+Wi-Fi 7+工事不要を重視SoftBank Air候補
- 低遅延・大容量アップロード・長時間会議を最優先光回線も比較

ドコモ home 5Gが向く人
自宅でドコモ回線の電波が強く、ドコモ系スマホのセット割を使える人。HR02は2.5Gbps有線LAN、Wi-Fi 6、下り最大4.2Gbpsに対応します。端末の月々サポートは最大48カ月なので、短期解約の可能性が高い人は残債を先に確認してください。
au ホームルーター 5Gが向く人
au / UQ系のセット条件を活かしやすく、アップロード性能も重視する人。L13は下り最大4.2Gbps、上り最大286Mbpsで、5G SAにも対応します。現行の5Gルーター割は13カ月550円引きです。
SoftBank Airが向く人
SoftBank系のスマホを使っている、Wi-Fi 7対応機器を持っている、工事を待たずに始めたい人。ただし2026年12月の基本料金改定と、Airターミナル6の95,040円という端末価格は必ず含めて判断してください。
SoftBank Airが自分の条件に合うなら、以下の申込経路を確認できます。
そもそも光回線が向く人
毎日長時間のWeb会議がある、大容量データのアップロードが多い、低遅延を重視する、家族と同時利用が多い人は、ホームルーターより光回線の方が合理的な場合があります。工事できるなら、ホームルーターvs光回線も一緒に確認してください。
3社で決めきれない場合:WiMAX系・とくとくBBも「別候補」として見る

この3社だけが工事不要回線ではありません。WiMAX系やとくとくBBホームWi-Fiにも、料金・キャンペーン・端末条件の違いがあります。ただしWiMAXは2026年10月に複数社で料金改定が重なっているため、古い比較表の月額だけで決めない方が安全です。
WiMAXはなぜ2026年10月に各社そろって値上げ?で料金改定の背景を整理しています。とくとくBBホームWi-Fiについては、フリーランスの救済回線になるかも確認できます。
「3社のブランド比較」ではなく「工事不要回線全体」から選び直したい場合は、以下の候補も比較対象にできます。
個人事業主の経費:契約しただけで全額経費になるわけではない
業務上必要なホームルーターの通信費・機器費は必要経費になり得ます。ただし自宅兼事務所で私用にも使う場合、業務に直接必要な部分を合理的に区分する考え方が必要です。「個人事業主だから通信費は自動的に100%経費」という扱いにはしない方が安全です。
実務では、利用時間・業務日数・用途など、自分で説明できる基準を決めておくと整理しやすくなります。税務上の最終判断は個別事情で変わるため、金額が大きい場合は税理士等への確認も検討してください。
よくある質問
Q. 2026年10月時点で一番安いのはどれ?
単純な月額だけでは決まりません。auは13カ月間4,950円、SoftBank Airは現在の一般的な新規条件で24カ月目まで4,950円ですが、SoftBank Airは12月から基本料金改定の影響で割引中の請求額も5,280円へ変わります。ドコモは5,280円ですが、端末代相当の月々サポートがあります。端末残債まで含めて比較してください。
Q. home 5Gは月々サポートで3,755円になる?
その見方はおすすめしません。home 5Gプラン自体は5,280円です。月々サポートはHR02の端末代73,260円相当を最大48カ月かけて利用料金から割り引く仕組みで、端末の分割支払とセットで見る必要があります。
Q. ホームルーターを出張先へ持っていける?
今回比較する3社は原則として登録住所・設置場所での利用が前提です。出張や旅行に持ち出して使う用途には向きません。
Q. 仕事なら光回線の方がいい?
工事可能で、Web会議・VPN・クラウド同期・大容量ファイル転送が多いなら、光回線の方が安定性や低遅延で有利になりやすいです。引っ越し直後・賃貸・開通待ちなど、工事しにくい場面ではホームルーターの導入速度が強みです。
【Noa's View】この比較で一番大事なのは「全国平均で速い会社」を当てることではなく、自宅の住所で仕事を止めない回線を選ぶことです。契約前にエリア、契約後に業務時間帯の上り・Pingを確認し、端末残債まで含めて決めるのが実務的です。
まだ決めきれない場合は、通信診断で自分の働き方から候補を絞る →









